地元高校生が参加してペイントパッカー車を製作
取り組み内容
株式会社小田原衛生美化サービスは、小田原市から委託を受けて、家庭から排出される可燃・不燃・資源ゴミの収集・運搬を行っています。ゴミ収集車は日々、小田原市内を走り回っていますが、そのなかにひときわカラフルな車両があり、市民の間でも親しまれています。
このペイントパッカー車は、実は地元の高校生によるアート作品。小田原城北工業高校デザイン科1・2年生の有志が、毎年7月上旬から約1カ月ほどかけて、原画のデザインからペイントまで行っています。1993年(平成5年)にスタートした取り組みで、毎年1台ずつ仕上げており、現在10台ほどのペイントパッカー車が現役で稼動しています。
近い将来に社会人となる高校生に、ゴミのことや環境問題にもっと関心を持ってもらいたい、ゴミ出しのルールやマナーを学ぶ機会になればと始めたもので、参加する生徒たちは製作を楽しみながら、ものづくりを通して地域貢献をする場になっています。
2023年は有志生徒39人が参加、ゴミ収集もハチも「集める」という共通点があり、ゴミ収集車がハチに似ているということから、働きバチをイメージしてデザインされました。この年、おだわらMIRAIアワード2023の奨励賞を受賞しています。
同社の取り組みは、ゴール11(住み続けられるまちづくりを)を中心に、ゴール4(質の高い教育をみんなに)ゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)などその他ゴールに広く貢献しています。
あなたがこの取り組みとつながる方法
記事作成者:運営事務局
デザイン科の皆さん自身が、ゴミ問題や環境問題について深く考え、作品に込めた想いを多くの人に伝えようと努力したことが伝わってきます。これからの継続してほしいです!
高校生が楽しみながら、地域のゴミの処理について触れてる様子が写真から滲み出ていて、いい感じですね。アートも良いです。
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